あしたば組合

2007.06.05菅谷 6月5日 雑草対策会議 ~ 雑草除去についてのご報告②

普及センターの今泉さんが現場視察にやってきた!現状をご覧頂いて、早速対策会議本部が敷かれました。

現状
雑草除去しても3日後には生えてくる。翌週野菜づくり開催時には、もう手がつけられない状態になっているのが現状です。東側でトウモロコシが発芽し、周囲を除草して頂いた部分を除いて、ほぼ以前の雑草の繁茂する状態に戻りつつあります。

訴求点
アシは下部の地下茎から栄養をもらい、生育します。逆に地下茎の栄養分が無くなれば発芽しなくなる、と考えられます。おそらく6月下旬頃で今年の発芽は終わるでしょう。さらに発芽後草丈30cm未満であれば、地下茎が生育することはありません。茎が30cmになる前に、上部を刈り取り続け、地下茎の栄養分を使い尽くしてしまいさえすれば、アシは消滅するでしょう。この作業を6月末まで行うことで、アシの繁茂を食い止めることができるといえます。

具体的改善案
・マルチの中を手作業で除草する(カマ・スコップ使用)
・すいか、カボチャ付近は手作業で除草する(カマ・スコップ使用)
・上記作物の周辺通路は週1~2回の草刈り機による除草をする
・トウモロコシ、チンゲン菜、レタス、水菜付近は手作業で除草する(カマ・スコップ使用)
・上記作物の周辺通路は週に1~2回の草刈り機による除草をする。また耕運機をかける。
・上記野菜を収穫後、古ビニールで地表面を覆い、熱で雑草種子を死滅させる。
・農園周辺は石川さんたちのボランティアグループの方々、もしくは市役所が行って下さる予定。

※日陰になる区域には秋にアシタバを植えることにより、来春はある程度雑草が抑えられるでしょう。

この後の和地さん、みんなの前で、荒れかけ野原になりかけの菅谷農園に草刈機と耕運機乗り入れます宣言しちゃいました。アシの繁殖防止、地下茎の養分が枯れるまで刈り取りを行い、発芽を完全抑制させます。20年来我が物顔で繁茂し続けた、アシの根絶を謀ります。これを聞いた菅谷メンバーはニコニコです。やると言ったからには、やらねばなりません。和地さんも心に渇を入れました。
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