2007.09.03中根 8月27日販売体制づくり!!
販売体制づくりみなさま。私たちがブログ「壮絶記」の名の通り、四苦八苦して畑を回してきたのはご存知の通りです。
そこで・・・援農ボランティアのために、私たちは販売に徹します。
そう、私たちは「荒地を再生し、遊休農地を農地化する!」ことを目的とした、「援農ボランティア」です。
耕作放棄され、遊休地と化したかつての農地を見事蘇らせることを目標に、風と戯れ、土に親しみながら畑仕事に精を出し、その日ごとにできる収穫野菜を楽しんでいます。
貸し畑のように、一人で黙々と作業をするのではなく、皆で汗を流し、談笑を楽しみながら、力を合わせて問題を解決し、次の収穫に備えていく・・・この野菜づくりボランティアは、人生の時間を仲間と有意義に愉しく過ごしたい人たちの集まりなのです!
しかし、ボランティア運営には経費がかかります・・・
カマ、ロータリー、草刈機など必要最低限の道具代、
憩いの休憩所、コンテナハウス・トイレのレンタル代、土作りのための肥料代、植付けの苗代、種子代
・・・これらは土地を変えていくための活動に必要な最低限の資金ですからね。
ボランティアが集いの会ならいい、ただ本来の意味で遊休地解消=目標達成するためにお金がかかるとしたら?活動そのものが負担と感じ始めた時・・・活動は休止せざるを得なくなるかもしれません。
みなさんは“コミュニティ・ビジネス(CB)”という言葉をご存知ですか?
この単語が使われるようになったのはここ数年のこと。
『地域の課題を、地域の力で解決しようとする事業、地域密着型あるいは生活密着型の事業として、コミュニティ・ビジネスの芽が育ち始めています。市民が支える事業として、「共存型経済」の担い手として、大きな期待がかけられています。』
大阪府商工労働部が始めたこの運動は、今、大阪を拠点に全国に広がりつつあるのです。
ところが一方で、「地域づくりと金儲けを一緒にしてはいけない」といった声が聞かれるのも事実。もちろん、ボランティア精神は活動において欠かせないものです。しかし活動領域によっては、一定の事業性を確保することで継続的に活動できるようになり、事業の安定や充実、発展につなげることができます。また、企業にとっても新たな視点に立ち、地域の生活を支える商品・サービスを提供することで、新たな市場を開拓できる可能性を秘めています!
大阪には地元の市民が結束し、ボランティアが立ち上げた、道の駅があるそうです。元々は林業の後継者不足で、町も廃れかけていた。そこで地元の人たちが集まってできたボランティアでは新たに畑を開拓し、ぶどうを栽培して地酒ワイン作り、木材を利用した工芸品作りなどに勤しみ、道の駅産直所における販売に乗り出しました。その商品も口コミで広がり話題を集め、今ではネットで取り寄せられるまでになり、全国に知名度が上がるなど波及効果もあったそうです。
まずは、農園の収穫物を販売することでございます!
販売利益を出し社会貢献活動そのものが経済的に回るようにしたい。
活動が経済的に回り、継続できるシステムさえ作ってしまえば、
後に活動を始める人にとっても負担なく、スムーズに安心して取り組むことが出来るでしょう。
まずは私たちのボランティアが、実績を築かなければなりません。
その後のボランティア活動存続のために。全国の地主の方々にも分かってもらえれば、遊休農地解消のきっかけとなります。
まず販売利益が出て効率的に農地を守ることができることを分かってもらう為に、私たちのボランティアがお手本を示します。
そして相当な利益が得られれば、
遊休農地解消プログラムは完成し、
全国的に拡大展開していくことが可能となるでしょう。
利益を確保するために、私たちが検討に検討を重ねて選んだのが、新品種あしたばでした。
新品種あしたばは栽培しやすく、収益も上がり、雑草を防ぐことにも役立ちます!