あしたば組合

2007.12.04新パッケージ、苦戦……

(10月31日)
本日、研究所に、ホームセンターのお客様がお見えになりました。こちらでは、研究所の開発品種、トマピーやあしたばの苗を扱って頂いています。

お客様に、ボランティアで出しているあしたばです、と以前のもの、新しいものをお見せしたところ…「前の方がいいね!!前の方が売れてたでしょ??」
…な・な・な…なぜそれを。
「スーパーとか直売所には、ダッサダサでもこっちの方が売れるんだよね。
新しいデザインのものは、買わない。茎が見えないでしょ?
今のなら成城石井とか紀伊国屋なら買ってくれるよね」

…がぁ―――――――――ん!!↓↓ 売れなくて当たり前だったのか……衝撃。葉を多めに見せ、茎や切り口は控えめに、切り口も見せない。野菜ではなく、ボランティアそのものを商品化したい気持ちがこんなにも裏目に出るとは…。

前のパッケージは上開きだったので、量も多く新鮮に見え、かつパッケージされている清潔感がある。それでは実際のところ鮮度保持できないので上閉じにしました。さらに、以前は茎の切り口から出た黄色い液、カルコンが袋に付くので、隠してみたのが…お客様に「量がわからないわ!」「なにこれ!」と思われたのかも知れません!

商品認知度が低いからこそ、わかりやすい商品、理解賛同を得られる商品にしなければならないということ…。考えさせられました。
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