2006.04.012006~2007自然のままに有機無農薬で育てる、「源生林あしたば」
明日葉は元々は伊豆七島の海岸線に多く生息するセリ科の植物ですが、今日まで野生に近い状態で育てられてきたこともあり、殆ど人の手を加えずにに繁殖する力を持っています。そのため、山林地でも十分に育てやすいと考えた和地さんは、所沢市の林や山中でも試験的に栽培を行い、成果を上げています。「源生林あしたばは自然林の中で、自然のままに育っています。畑を使用せず、栽培できるので自然農法は当然のことです。大昔から積もった落ち葉などを微生物、小動物が耕した土のままを、人が手を加えずに使用し、人はあしたばの葉を刈り取ってくるだけです。」(現代農業2002.3/p.125 l.12~24/和地義隆著/農山漁村文化協会発行)


森林、山中の傾斜地でも元気に生育するあしたばを、地球の環境保護に役立てることはできないか?また、後継者が見込めず、耕作を放棄された“遊休農地”で栽培してみようという試みが今、スタートしました。